ポーランド国立 日本美術技術博物館 創立15周年記念式典
ポーランド国立 日本美術技術博物館 創立15周年記念式典

ポーランド首都 ワルシャワ

クラクフ市の旧市街

クラクフの公園

日本美術技術博物館 正面入口

式典会場

フェリクス・ヤシェンスキ氏像

天皇皇后両陛下御名のプレート

Andrzej Wajda(アンジェイ・ワイダ)氏(左)と橋本利石主宰(右)

2010年11月28日(土)ポーランドのクラクフ市にある
ポーランド国立日本美術技術博物館で創立十五周年記念式典が行われた。
会場にはポーランド国内・海外からの招待客100余名が列席された。
ジェフチャールック・メイ館長の開会の言葉で式典は始まり、
アンジェイ・ワイダ映画監督ご夫妻のジョークを交えた明るい挨拶、
続いてワレサ元大統領の挨拶など、
創立に尽力された方々のそれぞれの思いが語られ、
15年の歳月がつい昨日のことの様に感じられ、
会場内は外の冷たさを忘れさせられるほど歓喜と笑いの熱気に包まれていった。
この博物館には日本美術のコレクション総数7000点が収蔵されている。
大規模且つ芸術的に価値も高いコレクションは、
ポーランド国内のみならず、中央ヨーロッパに於いてもその高い水準を誇る。
日本美術の蒐集(しゅうしゅう)は19世紀の終わりから20世紀初頭にかけ始められ、
日本美術全般にわたる作品群の基礎は1920年の
フェリクス・ヤシェンスキ氏の寄贈を以って初めて形づけられた。
彼はポーランドや国外の様々な文化圏より蒐集した
コレクション約15000点余をクラクフ国立美術館に寄贈し、
そのうち半数は日本の美術品であった。
コレクションの中心を成す浮世絵約4600点、
その中には師宣・歌麿・写楽・北斎なども含まれる。
安藤広重に至っては2000枚を超える作品数の豊かさである。
その他仏教絵画及び土佐、狩野、円山派などに属する画家の
日本絵画、刀や鎧等の武具などがある。
そして、1994年クラクフの日本美術コレクションを収容、展示する目的で、
アンジェイ・ワイダ氏とクリスティナ・ザフファトヴィチ女史の
京都クラクフ寄金により
日本美術技術センター(現在の日本美術・技術博物館)が建てられた。
また、2002年7月9日(火)
天皇皇后両陛下のご訪問により、
確実に日本とポーランドの文化交流の中心的存在となる。
また今回、7年前にアンジェイ・ワイダ監督より
感謝の言葉が書かれた写真集を戴いたその返礼として、
7年越しに橋本主宰よりアンジェイ・ワイダ監督に
「目的を達成させる『氣』」の作品が贈られた。

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